ハリエット(ジェーン・フォンダ)は母親との確執やそれまでの自分から逃れるため、メキシコで家庭教師になるために旅立つ。
しかし彼女は革命の只中に巻き込まれてしまい、そこで「ビター」と呼ばれるアメリカ人(グレゴリー・ペック)と、若き将軍トーマス・アローヨ(ジミー・スミッツ)に出会う。
帰るすべもなく、いつの間にか革命軍の中に溶け込むハリエット。
彼女はビターと、そしてアローヨと、不思議な関係の恋に落ちる。
しかし彼らを待っていたのは、皮肉で悲劇的な結末だった。
メキシコ革命のさなかに消息を絶った実在の文筆家アンブローズ・ビアース(「悪魔の辞典」が有名ですね)を題材に作られたストーリー。
壮大な風景と音楽、そして切ないエンディング。
大役者を向こうに回して引けをとらない、ジミー・スミッツの存在感。
これはお勧めです。
何しろ思いっきりラテン。
踊ってよし、笑ってよし、ベッドシーンよし。の、スミッツ。
と思ったんですが、このDVDを友達に貸したら。
「目が離れている。目の周りにクマがある。ひげが似合わない」
と、ボロボロでした。
私は全く気になりませんでしたけど~。
何しろ、馬にひらりと飛び乗る姿。民衆を扇動するしぐさ。ダンス。
しなやかで美しいではないですか。
これもサントラ買いました。
アメリカの中古CD取り寄せです。
スケールの大きい音楽で、取り寄せた甲斐があったというものです。